世界柔道女子78キロ級 浜田尚里2連覇ならず銀 決勝で一本負け

[ 2019年8月30日 20:32 ]

<2019世界柔道選手権第6日>女子78キロ級決勝戦、大外返しで一本を奪われ敗れた浜田(撮影・会津 智海)
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 柔道の世界選手権第6日は30日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、女子78キロ級で浜田尚里(28=自衛隊)は決勝で一本負けを喫し2連覇を逃した。

 世界ランキング3位の浜田は得意の寝技を中心に、初戦の2回戦から3試合連続一本勝ちを収めた。準決勝もアポテカル(スロベニア)に腕がらみで一本勝ちした。マロンガ(フランス)との決勝は大外返しで一本を奪われた。

 ▼浜田の話 気負わずに戦えたが、決勝で負けてしまって残念。もう一段強くならないと勝てない。(寝技だけでなく)立ち技もかかったところは良かったが、負けたのでしっかり練習したい。

 ◆浜田 尚里(はまだ・しょうり)1990年(平2)9月25日生まれ、鹿児島県出身の28歳。10歳で柔道を始め、国分南中―鹿児島南高―山梨学院大を経て13年4月に自衛隊入り。柔道と並行して行っていたサンボでは14年世界選手権80キロ級で優勝。柔道では15年のグランプリ青島でワールドツアー初優勝。17年12月のグランドスラム(GS)東京大会でGS初優勝。昨年の世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)で初出場初優勝を果たした。1メートル67。得意技は寝技。

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