世界柔道男子100キロ級 ウルフ・アロン、王座奪還ならず 敗復勝ち上がり銅

[ 2019年8月30日 20:47 ]

<2019世界柔道選手権第6日>男子100キロ級3位決定戦、技ありを決めるウルフ・アロン=左(撮影・会津 智海)
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 柔道の世界選手権第6日は30日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、男子100キロ級の一昨年覇者で全日本王者のウルフ・アロン(23=了徳寺大職)は3位だった。

 ウルフは準々決勝で昨年優勝の趙グハム(韓国)に延長戦の末、一本背負い投げで技ありを許して惜敗。敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦でリオ五輪銀のガシモフ(アゼルバイジャン)に優勢勝ちした。

 ◆ウルフ・アロン 1996年(平8)2月25日生まれ、東京都出身の23歳。6歳の時に講道館の春日クラブで柔道を始め、千葉・東海大浦安高では2年の時に1学年上のベイカー茉秋とともに団体戦で3冠を達成。14年4月に東海大に進学し、15、16年の講道館杯を2連覇。初出場だった17年世界選手権で優勝、昨年は5位。得意技は大内刈り、内股。1メートル81。4段。左組み。父が米国出身、母が日本人のハーフ。

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