体操女子・村上 東京五輪で引退へ「一区切り。そこに向かって頑張る」

[ 2019年8月30日 05:30 ]

会見に臨む体操女子の村上茉愛
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 30日に開幕する体操の全日本シニア選手権(福井県営体育館)の会見が29日に行われ、18年世界選手権個人総合銀メダルの村上茉愛(23=日体ク)が東京五輪を最後に現役を引退する意向を明かした。元々は16年リオ五輪を一区切りとしていたが、団体4位の悔しさから照準を東京へ。「東京を一区切りとしたい。そこに向かって頑張ることしか、今は考えていない」と語った。

 腰のケガで今年5月のNHK杯を棄権し、世界選手権代表を逃した。今大会は4月の全日本選手権個人総合以来の出場。「今年最後の試合になるから、本当に大切な試合。世界選手権に出る子たちに負けないくらい切れのある演技をして、さらっと優勝したい」と意気込んだ。

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2019年8月30日のニュース