楢崎智亜が金メダルでクライミング五輪代表に「今までで一番うれしい」

[ 2019年8月21日 20:18 ]

スポーツクライミング世界選手権最終日 ( 2019年8月21日    エスフォルタアリーナ八王子 )

<スポーツクライミング世界選手権11日目>男子複合決勝、ボルダリングの第2課題を完登しガッツポーズを見せる楢崎智亜(撮影・会津 智海)
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 男子複合決勝が行われ、楢崎智亜(23=TEAMau)が金メダルを獲得し、7位以内&日本人最上位の条件を満たして、20年東京五輪の代表に決まった。

 楢崎智は1種目目のスピード1回戦で明智(20=同)との仁義なき兄弟対決を制すと、準決勝で6秒159と自らの日本記録(6秒291)を更新。決勝は敗れたものの、複合5位だった昨年はフライングが響いただけに鬼門の種目で2位と好スタートを切った。

 2種目目のボルダリングは13日に金メダルを獲得した、最もプライドを持っている種目。他の7人が太刀打ちできなかった第1課題をわずか40秒の“一撃”でクリアするなど、全3課題を完登でこの種目1位。リードもまとめて世界の頂に到達した。

 インタビューでは「今年の一番の目標でもあったので、達成できて本当にうれしい。(リードは)このメンバーで2位になれたのはすごく自信になった」と複合制覇を喜び、五輪切符については「今までで一番うれしいけど、優勝しようと思ってきたので、ホッとしています」と話した。

 17、18年はフィジカル強化に重点を置いたが、今季は違う。「筋力トレーニングをすると、体の感度が落ちて自在に操れなくなる。動きのレパートリーは2年間で増やしたので、今はクライミングに落とし込んでいっている」。鍛え抜いた体を駆使し、自らが設定した高難度のコースなどに挑む日々。フィジカルとテクニックの高次元の融合が、圧倒的な強さの要因だった。

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