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【尾川とも子の目】第1課題で生きた野口の“読解力”、ボルダリング1位が大きかった

[ 2019年8月21日 09:15 ]

スポーツクライミング世界選手権第9日 ( 2019年8月20日    エスフォルタアリーナ八王子 )

<スポーツクライミング世界選手権第9日>女子複合決勝のボルタリング、第1課題に臨む野口啓代(撮影・会津 智海)
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 野口選手はボルダリングで1位になれたことが大きかったですね。“一撃”の第1課題は、彼女のコース読解力が生きました。三角すい形のホールドが逆ハの字に2つ設定された上部。膝を落としこむ「キョン」という技で下半身を安定させ、持ちにくいゴールのホールドを取る前にしっかりとした体勢をつくりました。

 第2課題では、上部の小さなホールドをきっちりと持つことができました。親指を軸に、手のひらで挟み込む力が強い野口選手の武器を最大限に発揮できました。

 ガルンブレト選手にボルダリングで勝てたことは、東京五輪に向けて大きな自信になったはずです。五輪で金メダルを獲得するためにも、同種目での1位が必要でしょう。今大会で代表を決めたことで1年間、余裕を持って練習ができます。得た自信と時間をフル活用してほしいですね。(プロクライマー)

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