世界陸上 日本男子400Mリレーはサニブラがアンカー 直前合宿不参加のリスク回避へ

[ 2019年7月23日 05:30 ]

男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム
Photo By 共同

 陸上の世界選手権(9月27日開幕、ドーハ)でメダルを目指す男子400メートルリレー日本代表のアンカーに、男子100メートル日本記録保持者、サニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が起用されることが確定的となった。21日に行われたダイヤモンドリーグ・ロンドン大会で合流予定だったが、欠場。今後もバトン練習の時間確保は難しいため、受け渡しが1度だけのアンカーでリスクを回避する。

 関係者によると、サニブラウンは9月に山梨県富士吉田市で予定している直前合宿には不参加の見込み。日本チームが米国に遠征して現地で合流することも現実的ではない。フロリダ大では2走を担当しており、ロンドンで練習ができていれば2走の可能性もあったが、欠場でアンカー起用の方向となった。

 それでも、首脳陣は日本記録保持者の侍入りを心待ちにする。土江寛裕五輪強化コーチは「ドーハではサニブラウンに走ってもらう」と明言しており、“ぶっつけ本番”となる世界選手権の男子400メートルリレー予選(10月4日)が楽しみだ。

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2019年7月23日のニュース