ラグビー日本代表 釜石で今年初のテストマッチへ「恥ずかしい試合は見せられない」

[ 2019年7月23日 05:30 ]

盛岡で練習を開始したラグビー日本代表(撮影・中出健太郎)
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 ラグビー日本代表は22日、今年初のテストマッチとなるパシフィックネーションズ杯(PNC)フィジー戦(27日、釜石鵜住居復興スタジアム)へ向け、盛岡市内で練習を開始した。試合会場はかつて新日鉄釜石が黄金期を築き、東日本大震災の被災地でもある釜石。長谷川慎スクラムコーチは「(震災から)ここまで立ち上がってこられた方々に恥ずかしい試合は見せられない。逃げないスクラムを組ませたい」と意気込み、現メンバー唯一の東北(秋田)出身者のプロップ三浦昌悟(トヨタ自動車)は「結果を残せるように頑張る」と話した。

 チームはこの合宿から練習取材を冒頭15分に限定するなど、W杯本番を想定したスケジュールを導入。23日の子供向けラグビー教室は全員参加、24日は小グループに分かれての夕食と、ピッチ外でも結束を高める取り組みに着手する。

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2019年7月23日のニュース