日本男子エペ痛恨…新ルール誤認で3回戦敗退

[ 2019年7月23日 05:30 ]

フェンシング世界選手権第8日 ( 2019年7月22日    ブダペスト )

男子エペ団体3回戦のイスラエル戦で、新ルールの適用で負けとされたことに抗議するエースの見延(左から2人目)、補欠で出場した宇山(左端)ら
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 男子エペで日本は年間1位に輝いた見延が奮闘したが、3回戦で手痛いルール誤解に泣いた。

 20―26の劣勢で回ってきた見延が積極的に仕掛けて34―34。続く宇山は補欠選手だったが、コーチの指示もあり攻め合わず、消極的として4つ目の指導が出て35―35で試合終了。世界ランキング上位だった日本は勝利を確信して喜んだが、補欠選手を使ったチームが負けるとの今年から採用された規定で日本が敗れた。来年の東京五輪の出場権に影響する重要な試合での不手際。福田佑輔強化本部長は「みんなが100%理解していなかった。私の責任でもある」と猛省した。

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2019年7月23日のニュース