鶴竜、自己最多タイ11連勝 4大関不在も「自分の相撲に集中したい」

[ 2019年7月18日 05:30 ]

大相撲名古屋場所11日目 ( 2019年7月17日    ドルフィンズアリーナ )

琴奨菊を突き倒しで下し、懸賞を手にする鶴竜(撮影・坂田 高浩)
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 優勝争いで単独トップに立つ横綱・鶴竜は結びで琴奨菊を突き倒し、自己最高タイで昨年春場所以来2度目となる無傷の11連勝とした。立ち合いは相手得意の左四つで土俵際へ追い込まれた。しかし、つかんだ右上手で振って体勢を立て直すと、最後は自らまわしを離して吹っ飛ばした。

 引き揚げた支度部屋では自戒するように「集中」という言葉を繰り返した。「慌てなかったのが良かった。(土俵際で)踏ん張って、そこからは動きが良かった。より集中していきたい」。4大関不在となり、両横綱にかかる期待は一層大きくなるが「ただ、自分の相撲に集中したい」。周囲の状況変化に心を動かされないよう努め、7場所ぶり6度目の優勝を狙う。 

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