錦織、試合後会見でツッコミ「質問のルールは1個限り」

[ 2019年7月9日 06:12 ]

テニス ウィンブルドン選手権第7日 ( 2019年7月8日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドン選手権2年連続の8強進出を果たし声援に応える錦織(AP)
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 男子シングルス4回戦で第8シードの錦織圭(29=日清食品)が世界ランキング58位のミハイル・ククシュキン(31=カザフスタン)を6―3、3―6、6―3、6―4で下し、2年連続2度目の準々決勝に進んだ。次戦はロジャー・フェデラー(37=スイス)と対戦する。

 試合後の会見では、錦織が報道陣からの質問に“ツッコミ”を入れる一幕があった。質問者からククシュキンのような粘り強い選手とやるコツに加え、フェデラーのような展開の速い選手とやるコツを問われた錦織は「えー。基本質問のルールは1個限りなので…」と不敵に笑いながら回答。会見場の雰囲気を和ませた。

 ククシュキン攻略のコツをオーダーされた錦織は「今日は本当に我慢が必要でした。なかなか打たなきゃいけないのは分かっていても、ボールが低かった。もうちょっと攻めて前に出れたら理想は理想。でもそこの1歩が踏み出せなかった」と振り返る。その上で「フェデラーみたいに1本は持っていない選手なので。なるべく落ち着いて。そんなに焦りはなかった。ウィナーを取られることは少なかったので。結構、スライスを多用したり。そんなにスライスも相手も得意ではなさそうでした。スライスを使ってしのぎながら、チャンスを待ちながらでした」と詳細を語った。

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2019年7月9日のニュース