出羽海理事が職務復帰 一時は心停止も「もう元気です」

[ 2019年7月9日 15:36 ]

 体調不良のため大相撲名古屋場所を休場していた名古屋場所担当部長の出羽海理事(元幕内・小城ノ花)が3日目の9日、職務に復帰した。先発事務所で取材に応じ、「もう元気です」と笑顔を見せ、「まだチケットは残っています」と早速、名古屋場所のPRに努めた。

 出羽海部屋の師匠である同理事は今月4日、愛知県犬山市の同部屋で朝稽古を指導している最中に倒れ、6日まで同市内の病院に入院していた。倒れた際には心停止の状態だったが、力士らがAED(自動体外式除細動器)を使用するなど迅速に対応した。日本相撲協会は各部屋でAED講習会を行い、部屋への設置も義務づけている。同理事は「そういうものがなければ、どうしようもなかった」と話した。

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2019年7月9日のニュース