柔道 鈴木桂治コーチ「もったいなかった」 絶対王者リネールの壁厚く

[ 2019年7月9日 21:24 ]

グランプリ・モントリオール大会から帰国し、リネールについて語る鈴木桂治コーチ
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 柔道男子日本代表の鈴木桂治・重量級担当コーチが9日、グランプリ(GP)モントリオール大会を終えて成田空港に帰国し、男子100キロ超級で約2年ぶりの復帰戦を優勝で飾った五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)について「思っていたよりへばっていたし、体の動きは良くないかなと見えました」と率直な感想を語った。

 決勝では日本の原沢久喜(百五銀行)が対戦。両者指導2で迎えたゴールデンスコアの延長戦1分過ぎ、大外刈りの流れで技ありを奪われ屈した。コーチボックスから戦況を見守った鈴木コーチは「なかなか技が出ず、向こうの馬力が最後は上回ってしまった。組み手の厳しさは相変わらずだなと思いました」と振り返った。

 世界大会優勝10度の絶対王者も、2年ぶりの実戦とあって状態は万全とは言えなかった。それだけに「3分過ぎくらいからの試合の流れは悪くなかった。攻める時だよな、というところで攻められなかったり、相手が休みたいところで一緒に休んでしまうところがあった。もったいなかった」と悔やんだ。

 柔道が初めて五輪の正式競技となった1964年の東京五輪では、無差別級で神永昭夫がアントン・ヘーシンク(オランダ)に敗戦。日本柔道界はかつてない敗北を味わった。来年の東京五輪では、男子最重量級の金メダルは至上命題。それだけに担当コーチとして重責を担う鈴木コーチは「もっともっと(差を)詰めていかないといけない。詰めないといけないし、超えないと勝てないわけですから」と自らに言い聞かせるように語った。

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