八角理事長 横綱戦連敗の朝乃山に「勝っても負けても迷いがない。力をつけるとダーッといく」

[ 2019年7月9日 20:01 ]

大相撲名古屋場所3日目 ( 2019年7月9日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所3日目>朝乃山は肩透かしで鶴竜(左)に敗れる(撮影・岩崎 哲也)
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 夏場所で優勝した注目の朝乃山は、横綱の厚い壁に前進を阻まれた。前日の白鵬に続く鶴竜戦。正面から当たって右差しを狙いにいくが、肩透し気味にかわされ、土俵に転がされた。これで横綱戦連敗。力の差を見せつけられた。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「鶴竜がうまかった。うまく下からおっつけながら取っていた。立ち合いで当たったというより相手に力を出させなかった」と評価。一方で先場所の優勝力士については「朝乃山のいいところは、迷うところがない。それをどんどん突き詰めていくといい。左上手をどうやって取るか。(こういう力士は)力をつけるとダーッといく。勝っても負けても迷うところがない」と話していた。

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2019年7月9日のニュース