大坂 格下に完敗、試合後の会見拒否…罰金53万円超

[ 2019年6月22日 05:30 ]

女子テニス ネイチャーバレー・クラシック ( 2019年6月20日    英バーミンガム )

ネイチャーバレークラシック シングルス2回戦で敗退し、引き揚げる大坂
Photo By 共同

 シングルス2回戦で世界ランキング1位の大坂なおみ(日清食品)は、世界43位のユリア・プティンツェワ(カザフスタン)に2―6、3―6で屈した。試合後は記者会見に現れなかったため、女子テニスツアーを統括するWTAの規定により罰金5000ドル(約53万5000円)が科せられる見通し。「彼女はファイター。全力を出してぶつかってくる」と話していたが、格下相手に完敗した衝撃の大きさをうかがわせた。

 この結果、8強入りを果たした世界ランク2位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)の結果次第で、大坂は世界1位から陥落する可能性が出てきた。「今は(世界1位を)考えないようにしている」と臨んだウィンブルドンの前哨戦。芝コートへの不安を露呈し、7月1日に開幕する大舞台へ暗雲が垂れ込めた。

続きを表示

2019年6月22日のニュース