大相撲有識者会議が初会合、日本出身力士の奮起求める

[ 2019年6月22日 05:30 ]

大相撲継承発展を考える有識者に臨む(左手前から)ソフトバンク王会長、歌舞伎役者・松本白鸚、山内昌之委員長、今井敬特別顧問、八角理事長、読売巨人軍山口オーナー、手前は女優の紺野美沙子(撮影・荻原 浩人)
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 日本相撲協会に設置された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第1回会合が21日、東京・両国国技館で開かれ、プロ野球ソフトバンクの王貞治会長らが国際化が進む中で国技を発展させていくための意見を出し合った。

 王会長は、外国出身力士が台頭している中、夏場所で朝乃山が初優勝したことを例に出し「あいつがやったのなら俺もやる、というぐらいに頑張ってほしい」と日本出身力士の奮起を求めた。また、女優の紺野美沙子は「100年、200年先、相撲ファンに喜んでもらえるための会議。責任の重さを感じている」と語った。有識者は8人で、来年秋をめどに提言書と自己規律指針をまとめる。

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