黄金世代 彩華、初首位発進 パット悩み消え自己タイ67

[ 2019年6月22日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニチレイ・レディース第1日 ( 2019年6月21日    千葉県 袖ケ浦CC新袖C=6548ヤード、パー72 )

ニチレイ・レディース第1日 10番、ティーショットを放つ高橋。自身初の首位発進(撮影・沢田 明徳)
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 黄金世代の高橋彩華(20=フリー)が6バーディー、1ボギーの67で回り、藤本麻子(29=三愛石油)と並んで自身初の首位発進を決めた。2年間不振が続いていたパットが復調。世代8人目の優勝を目指す。1打差の3位にはエイミー・コガ(23=加賀電子)ら3人が並んでいる。

 初めてトップに立った高橋はホッとした表情を浮かべた。出だしの10番で10メートル、16番では3メートルを沈めてスコアを伸ばす。67は自己ベストタイで「ずっとパットに悩んでいた。普通に打てるようになって、良いスコアが出ている」とうなずいた。

 16年に畑岡らを抑えて日本女子アマを制した実力派。17年のプロテストで失敗し、パット不振に陥った。10種類以上のパターを試すも改善せず、今年5月にルーティンを変更。ボールの後ろからじっくりラインを読んでいたが、横から読んですぐに打つスタイルに変更して「きっかけが見つかった」。同世代が次々と勝利を挙げたことを「悔しかった」と振り返った高橋は「パットで悩んでいる時間が長かったので、早く追い付きたい」と黄金世代8人目の優勝を目指す。

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2019年6月22日のニュース