八村に聞く「ここに立てて夢みたい」「伸びしろはある」

[ 2019年6月22日 05:30 ]

八村 日本人初!NBAドラフト1巡目指名

NBAのドラフト会議でウィザーズから日本人初となる1巡目指名を受け、笑顔を見せる米ゴンザガ大の八村。左隣は母麻紀子さん(NBAE提供)
Photo By ゲッティ=共同

 【八村に聞く】

 ――日本も大騒ぎだが、今の気持ちは。
 「何とも言えない気持ちです、本当に。初めて(バスケを)やった時、コーチに“おまえはNBAに行くんだよ”と言われて、それを信じてやってきた。今、ここに立てていることが夢みたいで、信じられないです」

 ――世界から受けた評価について。
 「見ている人は見ている。伸びしろはあると思うんで、僕にも。そういうのを見てチームが獲ってくれたんじゃないかなと思う」

 ――中学校時代の恩師である坂本穣治コーチに対して。
 「コーチ、本当にやりました!これからどんどんスポーツで富山が盛り上がればいいなと思います」

 ――NBAで対戦したい選手は?  「ヤニス(アデトクンボ=バックス)とプレーしてみたいですね。凄い体が大きいと聞いている。テレビで見るより、そういう人と戦ってみたいなと思います」

 ――スーツに込めた思いは。
 「僕は日本とベナンのハーフで日本で育ってそれが一番、根本にある。(それは)しっかりスーツに乗せたいと思った。(ジャケットは)元々この色が好きで、選んだ時に、そういえば明成(高校)のカラーだと思った」

 ――ウィザーズはウォールとビールが中心のチームだが。  「ブラッドリー・ビールとは去年ナイキのキャンプで一緒にやって、チームも一緒だったので、ちょっと把握している。ジョン・ウォールもオールスターの選手。そういうチームの中でやれるのが凄い楽しみ」

 ――今夏のW杯中国大会でプレーしたい?
 「もちろん。自分の国のためにプレーしたい」

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