貴景勝の兄弟子 十両・貴源治6連勝「最初は弱火で、少しずつ中火にして最後は強火で」

[ 2019年5月17日 16:20 ]

大相撲夏場所6日目 ( 2019年5月17日    両国国技館 )

 貴景勝の兄弟子の十両・貴源治(22=千賀ノ浦部屋)が大奄美を破り6連勝した。

 立ち合いで張られたが、右をしぼりながら突いて出る。相手に押し込まれ、右に回り込みながら土俵際まで下がる。それでも冷静に態勢を立て直し、左上手を取って自分の形に持ち込むとそのまま寄り切った。

 土俵際は余裕があったように見えたが「余裕はないですけど落ち着いていたので。余裕があると思うとよくない。常にギリギリのラインにいると思わないと」と振り返った。

 元貴乃花親方の貴乃花光司氏が手塩にかけて育てた大器。しかし、一作年の九州場所で十両に昇進して以降は、幕内を前に1年以上も足踏みが続く。だが、今場所は覚醒した雰囲気がある。そのきっかけになったのが、13日目からの3連勝でかろうじて勝ち越した春場所だった。

 「大阪(春場所)は場所前に稽古をしたし、満足感がありました。でも、だからといって15日間の場所でそのまま結果が出るわけではない。稽古をしたからといって期待すると、負けたときにガッカリりする。今場所は勝っても負けても変らないように割り切っています」

 初日から負けなしの6連勝で、友人や知人からいつも以上に応援のメールが届くという。「応援してもらうのはありがたいですが、場所中は返事ができない。書くのは場所が終わってからですかね。冷静にかつ心は熱く。静かに燃える感じで。最初は弱火で、少しずつ中火にして最後は強火で」と前を見据えていた。

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