神野大地 五輪代表選考会前に高地・ケニア合宿を計画

[ 2019年5月14日 21:13 ]

小学生に走り方を教える神野 
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 男子マラソンの神野大地(25=セルソース)が14日、相模原市内で陸上教室に参加し、9月15日に行われる20年東京五輪代表選考会前に再び約1カ月のケニア合宿を計画していることを明かした。期間は7月下旬を予定している。

 先月、標高2700メートルのエチオピア高地合宿後の血液検査でヘモグロビン濃度などが増加していた。ヘモグロビンだけではなく貧血の指標となるフェリチンもあまり減少していなかったという。

 帰国直後の今月4日にはゴールデンゲームズinのべおかで1万メートル、12日には仙台国際ハーフマラソンを走っても「翌日に筋肉痛も出なかったし余裕度はあった。体は強くなっていた」と高地練習の成果を実感していた。

 直前合宿の候補地はケニアかエチオピアかを天秤に掛けていたが、最初に合宿を行ったマラソン大国を選択。科学的な裏付けを自信に“高地合宿ルーティン”で大一番に挑戦する。

 この日はバイリンガルスクールのLCA国際小でゲスト講師を務めた。英語に関してはまだまだ勉強中という神野。「子どもが生まれたら、こういうところに入れたいですね」と話していた。

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2019年5月14日のニュース