錦織 デルポトロと初コンビでダブルス初戦突破!フォニーニ組に逆転勝ち

[ 2019年5月6日 20:46 ]

テニス マドリード・オープン ( 2019年5月6日    スペイン・マドリード )

男子ダブルス1回戦 リターンする錦織(右)、デルポトロ組
Photo By 共同

 男子テニス世界ランキング7位の錦織圭(29=日清食品)がダブルス1回戦に登場。同8位のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)との初コンビでファビオ・フォニーニ(イタリア)、ロベルト・リンドステット(スウェーデン)組に挑み、タイブレークを制し初戦突破を決めた。

 第1セットはモンテカルロ・マスターズで初優勝したばかりのフォニーニの勢いに押された。錦織はミスが目立ち第3ゲームからいきなり3連取され、錦織のサーブゲームをブレークされるなど1-4と劣勢に立ったが、第7ゲームをブレークバックし5-5に。だが第11、12ゲームを連取されこのセットを5-7で落とした。

 第2セットはデルポトロのサーブが光り、先にブレークを決めるなどリードする展開。直後にブレークバックを許すも粘り強くキープし、ゲームカウント6-4で制した。

 試合は10ポイントタイブレークに突入。デルポトロの完全復活を印象つける力強いサーブで4ポイントを先取した。デルポトロは昨年10月に右膝を骨折し、残りのシーズンを欠場。今年2月に復帰するも思うように結果が残せず、その後の試合を欠場しており、この試合が復帰戦となっていた。

 錦織、デルポトロ組はそのままリードを保ち最後は錦織のサーブゲームを決め10-4で初戦突破を決めた。

 錦織は、シングルスでは第6シードに入り、2回戦から登場する。世界28位のジル・シモン(フランス)と予選を突破した選手の勝者と対戦する。前戦のバルセロナ・オープンで3年ぶりに4強入りし、大会前の記者会見で「自信が戻ってきている。意気込みは凄く強く、全仏と同じくらいの気持ち」と抱負を語っていた。

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