ラプターズがホーム・アドバンテージ奪還 76ers下し2勝2敗 レナード39得点

[ 2019年5月6日 08:01 ]

シモンズをかわしてゴール下でシュートに持ち込むレナード(AP)
Photo By AP

 NBA東地区2位のラプターズは5日、敵地フィラデルフィアで行われた地区準決勝シリーズ第5戦で3位で地元の76ersに101―96(前半47―45)で競り勝って2勝2敗。トロントでの第2戦を落としたが、敵地で貴重な白星を奪ってホーム・アドバンテージを取り戻した。

 カワイ・レナード(27)は43分出場してターンオーバーを7回犯しながら39得点、14リバウンド、5アシストをマーク。91―90で迎えた第4Qの残り1分1秒にはこの日5本目の3点シュート(試投数7)を決め、これが大きくものを言って勝利を収めた。

 レナードはこのシリーズで4戦連続で30得点以上をマークし、平均では38・0得点。第3戦まですべて20得点以上を稼いだパスカル・シアカム(25)が左足のふくらはぎを痛めてこの日は29分の出場で9得点にとどまったが、マーク・ガソル(34)が16得点、カイル・ラウリー(33)が14得点、7アシストを稼ぐなど先発陣が踏ん張って勝利を収めた。ダニー・グリーン(31)は終了間際に6反則で退場となったが、残り38・5秒と30・4秒で得たフリースロー(FT)を4本すべて成功。この日は8本放って1本もミスはなく、今ポストシーズンでのFT成功率は100%(12本中12本)をキープしている。

 18年ぶりの東地区決勝進出に王手をかけたかった76ersは、第3戦で33得点を稼いだセンターのジョエル・エンビード(25)が11得点どまり。残り16・9秒でFTを2本成功させていなければ、今季初めてひとケタ得点に終わるところだった。

 なお第5戦は場所をラプターズの本拠地カナダ・トロントに移して中1日となる7日(日本時間8日)に行われる。

続きを表示

2019年5月6日のニュース