川内　日本人初ボストン連覇視野　プロ初戦へ雨「望むところ」

健闘を誓い合った井上（左）と川内
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　今月プロ転向した男子マラソンの川内優輝（32＝あいおいニッセイ同和損保）が10日、プロ初戦となるボストンマラソン出発前に成田空港で取材に応じた。大会当日の15日は前回同様の雨予報。悪天候にめっぽう強い川内は「テンションが上がってきました。泥仕合は望むところです」と日本人初の2連覇も視野に入れている。

　プロ転向後も記者会見などで多忙な日々を送っていたが、地元の温泉に4日連続で通いリフレッシュ。「公務員時代の9時間拘束よりも余裕はあります。幸せな人生ですよ」と笑顔で話していた。現地では前年王者として大リーグ・レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークで始球式も予定されているといい、「ノーバンでいければ」と楽しみにしていた。