NBAの得点王は2季連続でハーデン　ドラモンドは3度目のリバウンド王

２季連続で得点王となったロケッツのハーデン（ＡＰ）
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　NBAは10日にレギュラーシーズンが終了し、各部門のタイトルホルダーも決定。得点王には78試合で平均36・1を記録したロケッツのジェームズ・ハーデン（29）が2季連続で輝いた。

　ハーデンは昨季に30・4得点で初タイトルを獲得したが、今季は50得点以上を6回、60得点以上を2回達成するなどでさらに記録を伸ばし、2位のポール・ジョージ（28＝サンダー）に8点以上の大差をつけた。また3点シュートの成功本数（378）とフリースローの成功本数（754）もリーグ1位で、アシスト部門でも平均7・5で7位、スティール部門では2・03で２位だった。

　リバウンド王はレギュラーシーズン最終日にプレーオフ進出を決めたアンドレ・ドラモンド（25）が15・6で2年ぶり3度目のタイトルを奪取。ドラモンドでは個人記録2部門で2ケタの数字を残すダブルダブルでもリーグ最多の69回をマークした。

　アシスト部門では、サンダーのラッセル・ウエストブルック（30）が10・7で2季連続で1位。過去2回、得点王にもなっているウエストブルックは3季連続で「年間トリプルダブル」も達成するなど、各部門での“健闘”が目立った。なお各部門の上位は下記の通り。

　＜2018～19年シーズンの各部門上位＞

　▼得点＝（1）ハーデン（ロケッツ＝36・1）、（2）ジョージ（サンダー＝28・0）、（3）アデトクンボ（バックス＝27・7）、（4）エンビード（76ers＝27・5）、（5）カリー（ウォリアーズ＝27・3）、（6）レナード（ラプターズ＝26・6）、（7）ブッカー（サンズ＝26・6）、（8）デュラント（ウォリアーズ＝26・0）、（9）リラード（トレイルブレイザーズ＝25・8）、（10）ウォーカー（25・6）
　▼リバウンド＝（1）ドラモンド（ピストンズ＝15・6）、（2）エンビード（76ers＝13・6）、（3）ジョーダン（ニックス＝13・1）、（4）ゴベア（ジャズ＝12・9）、（5）カペラ（ロケッツ＝12・7）
　▼アシスト＝（1）ウエストブルック（サンダー＝10・7）、（2）ラウリー（ラプターズ＝8・7）、（3）ポール（ロケッツ＝8・2）、（4）ヤング（ホークス＝8・0）、（5）ホリデー（ペリカンズ＝7・7）
　▼ブロックショット＝（1）ターナー（ペイサーズ＝2・69）、（2）ロビンソン（ニックス＝2・44）、（3）ゴベア（ジャズ＝2・31）、（4）ロペス（バックス＝2・21）、（5）マギー（レイカーズ＝1・97）
　▼スティール＝（1）ジョージ（サンダー＝2・21）、（2）ハーデン（ロケッツ＝2・03）、（3）ポール（ロケッツ＝1・97）、（4）ウエストブルック（サンダー＝1・95）、（5）バトラー（76ers＝1・89）
　▼フィールドゴール成功率＝（1）ゴベア（ジャズ＝・669）、（2）カペラ（ロケッツ＝・648）、（3）マギー（レイカーズ＝・624）、（4）ブライアント（ウィザーズ＝・616）、（5）ハレル（クリッパーズ＝・613
　▼3点シュート成功本数＝（1）ハーデン（ロケッツ＝378）、（2）カリー（ウォリアーズ＝354）、（3）ジョージ（サンダー＝292）、（4）ヒールド（キングス＝278）、（5）ウォーカー（ホーネッツ＝260）
　　▼3点シュート成功率＝（1）ハリス（ネッツ＝・474）、（2）グリーン（ラプターズ＝・455）、（3）カリー（トレイルブレイザーズ＝・450）、（4）カリー（ウォリアーズ＝・437）、（5）ガリナリ（クリッパーズ＝・433）
　▼フリースロー成功率＝（1）ブログドン（バックス＝・928）、（2）カリー（ウォリアーズ＝・916）、（3）リラード（トレイルブレイザーズ＝・912）、（4）ガリナリ（クリッパーズ＝・905）、（5）レディック（76ers＝・894）
　▼ダブルダブル＝（1）ドラモンド（ピストンズ＝69回）、（2）ゴベア（ジャズ＝66回）、（3）ブーチェビッチ（マジック＝60回）、（4）エンビード（76ers＝58回）、（5）ウエストブルック（サンダー＝57回）　
　▼出場時間＝（1）ビール（ウィザーズ＝36・93分）、（2）ジョージ（サンダー＝36・90分）、（3）ハーデン（ロケッツ＝36・8分）、（4）ウエストブルック（サンダー＝36・0分）、（5）ホリデー（ペリカンズ＝35・9分）
　▼反則数＝（1）タウンズ（ティンバーウルブス＝292回）、（2）ドラモンド（ピストンズ＝272回）、（3）ビバリー（クリッパーズ＝265回）、（4）ハレル（クリッパーズ＝255回）、（5）プラムリー（ナゲッツ＝252回）、（5）タッカー（ロケッツ＝252回）