昨季は2位4回…小祝さくら ツアー初Vで21歳前祝いを!

[ 2019年4月11日 19:08 ]

<キャロウエイプロアマ>プロアマで仮装ピンにラインを確かめる小祝さくら(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの今季第6戦、スタジオアリス女子オープン(賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円)はあす12日から3日間、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6316ヤード、パー72)で行われる。“黄金世代”小祝さくら(20=ニトリ)は週明けの15日が21歳の誕生日。20歳最後となる1週間に念願のツアー初優勝を目指すことになる。

 「今週はパターを変えていい感じです。先週まであんまり真っすぐ打ててなかったので。距離感がまだつかめてないので、試合でそこだけが心配ですけど違和感はないです」

 ヘッドはマレット型からピン型に。グリップも細いものに変えた。特にシャフトはカーボンとスチールを組み合わせたオデッセイの新作。カーボンを使って軽量化した分、手元とヘッドに重量を配分してスムーズにストロークできるように改良されている。同じ辻村明志コーチ門下の上田桃子(32=かんぽ生命)が優勝した3週前のTポイント×ENEOSで使用していたのと同じものだ。

 「あとはショットがしっかりと付いてくれれば」

 大会最終日の14日はプレー終了後、やはり辻村門下の永井花奈(21=デンソー)と人生2度目となるユニバーサル・スタジオ・ジャパンに直行し、ハリー・ポッターなどのアトラクションを楽しみ、大好きなミニオンの部屋に宿泊する計画だという。

 ツアー本格参戦1年目の昨シーズンは2位が実に4回。今シーズンもTポイント×ENEOSで最終日最終組で優勝争いを展開。結局、4位に終わったが、昨シーズン、未勝利ながら“黄金世代”トップの賞金ランク8位に躍進した実力がフロックではないことを証明した。今大会は今季の賞金ランク上位30人中11人が故障などで欠場。自ら誕生日を祝うハッピーバースデーVを飾る好機が巡ってきた。

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2019年4月11日のニュース