米国勢がワンツー 過密日程のチェンは構成抑えながら首位、4回転2本成功のゾウが2位

[ 2019年4月11日 22:03 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦第1日 ( 2019年4月11日    マリンメッセ福岡 )

<世界フィギュアスケート国別対抗戦第1日>男子SP、演技をするネーサン・チェン(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)は米国勢がワンツーを決めた。世界選手権連覇のネーサン・チェン(19)が101・95点。4回転ジャンプを2本ではなく1本に抑えながらも、首位だった。

 「ジャンプの構成を落としたのは、今回選ばれた時に少し休息が必要だと判断したからです」

 この大会までに、アイスショーに出演しただけでなく、エール大学の授業にも出席するなど、多忙を極めた。前日は午後1時に会場入りをし、「2~3時間後には練習しなくてはいけない」という過密スケジュール。それでも、4回転トーループを筆頭に3本のジャンプでことごとく高い出来映え点を引き出した。武器の4回転ルッツを“封印”しても、さすがの高得点だった。

 2位のビンセント・ゾウ(18)は4回転ルッツ―3回転トーループを決めるなど、2本の4回転ジャンプを成功させて自己ベストの100・51点を出した。

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