松山 マスターズ前日練習でイーグル奪取 一転明るい表情

[ 2019年4月11日 06:30 ]

笑顔でラウンドする松山(左)と小平
Photo By スポニチ

 ゴルフの祭典マスターズは11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開幕する。松山英樹(27=LEXUS)は開幕を前日に控えた10日、小平智(29=Admiral)とともに10番からのイン9ホールを練習ラウンドした。

 出だしの10番で、グリーン手前からのアプローチをそのままカップイン。13番パー5では、フェアウエー右のベアグラウンドからの第2打を1メートル強につけてイーグルを奪った。16番のパー3では、小平と2人で水切りショットを披露。1打目は失敗に終わるも、2打目はグリーンの縁につく“成功”を収めてパトロン(観客)を沸かせた。

 前日にアウトの9ホールを回った際には厳しい表情を崩さず「(マスターズは)ピンポイントに打っていかないといけない。自分が打てるかどうか、という不安しかない」と話していたが、この日は一転明るい表情だった。

 27歳にとって、今大会が8度目のマスターズとなる。15年は5位、16年は7位と悲願のメジャー初制覇に“あと一歩”のところまできた。4年連続のトップ20と相性のいい大会で、PGAツアーの優勝予想順位では10位にランクインしている。

 11日の第1ラウンドは、日本時間午後11時9分(現地時間午前10時9分)から気心の知れたアダム・スコット(オーストラリア)らと回る。「2人とも回りやすいのでよかった。それでいいスコアになればいい。気を使わずに回れるので」と松山。日本のエースに大きな期待がかかる。

続きを表示

2019年4月11日のニュース