奈紗「我慢」でイーブン、9差28位でカットライン突破

[ 2019年4月7日 05:30 ]

米女子ツアーANAインスピレーション第2日 ( 2019年4月5日    カリフォルニア州 ミッションヒルズCC=6834ヤード、パー72 )

ティーショットを放つ畑岡奈紗
Photo By 共同

 第2ラウンドが行われ、42位で出た畑岡奈紗(20=森ビル)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算1オーバーで28位に上がった。上原彩子(35=モスバーガー)は通算3オーバーの48位、横峯さくら(33=エプソン)は5オーバーの63位で決勝ラウンドへ進んだ。野村敏京(26=Q CELLS)と比嘉真美子(25=TOYO TIRES)は予選落ち。金寅敬(30=韓国)が65をマークし、通算8アンダーで首位に立った。

 ホールアウト後のインタビューで畑岡は何度も「我慢」の言葉を口にした。フェアウエーキープ率が57%、パーオン率も56%と低調ながらも72と踏みとどまり、「(カットラインが気になって)ヒヤヒヤした。イーブンで上がれたのは大きかった」と振り返った。

 4番で第1打を右の深いラフに打ち込み、ボギーが先行。前半は何度もチャンスにつけながら決めきれず1オーバーで折り返し。さらに13、14番の連続ボギーで通算3オーバーまで後退したが、15、18番の難ホールで2バーディーを奪い、1オーバーに戻した。

 前週の起亜クラシックで優勝しリズム良くメジャーに臨んだが、スコアについては「オーバーで2日間終わるのは想定していなかった」と不満そうに振り返る。65を出した金寅敬との差は「9」だが、まだ2日間ある。惜しいパットも目立ち「5アンダーが出てもおかしくない内容。いいリズムで回って行ければスコアも出せなくはない」と意欲を語った。

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2019年4月7日のニュース