安田 3位に満面笑み「楽しかった」オーガスタ・ナショナル女子アマ

[ 2019年4月7日 05:32 ]

3位に入った安田(AP)
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 女子ゴルフの新設大会「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権」は6日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(6365ヤード、パー72)で決勝ラウンドが行われた。日本勢唯一の出場となった安田祐香(大手前大1年)は、首位と3打差6位から出ると4バーディー、4ボギーのイーブンパーで回り、通算2アンダーの3位に入った。67をマークし、通算10アンダーとしたジェニファー・カップチョ(米国)が初代女王に輝いた。

 米男子のメジャー初戦オーガスタの舞台として知られる聖地で、日本人女子選手として初めてプレー。世界ランク上位30人など世界のトップ72人が集結した中で堂々の成績を残し、「ドキドキしたし、ワクワクしたし、楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。

 アマチュアの大会にも関わらず多くのパトロン(観客)が詰めかけた。「こんなにギャラリーがいるとは思わなかった。初めて海外のギャラリーの前でプレーをして、声援もアメリカンな感じで嬉しかったです」。将来の米ツアー挑戦を夢見る18歳にとって、大きな経験になったようだ。

 ▽オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権 今年新設された女子アマの大会で、決勝ラウンドの舞台はオーガスタ・ナショナルGC。1932年創設の同GCは、長く女性会員を受け入れなかったが、12年に門戸を開放した。試合方式は54ホールのストロークプレー。初日と2日目は近隣コースで行われ、30位までが決勝(6日)に進出。優勝者には全米女子オープンや全英女子オープンへの出場権が与えられる。

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