目標はNHL!16歳・古川逸暉、日本選手初のOHLからドラフト指名

[ 2019年4月7日 14:26 ]

OHLからドラフト指名された古川逸暉
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 アイスホッケー界の「金の卵」が、一つ階段を上がった。16~21歳の選手がプレーするカナダの「オンタリオ・ホッケー・リーグ(OHL)」のドラフトが6日(日本時間7日)に行われ、16歳のRW古川逸暉(こがわ・いっき)がミシサガ・スティールヘッズから12巡目(全体234番目)で指名された。

 OHLは20チームが所属するセミプロリーグ。世界最高峰のNHLに近年、最も多くのドラフト選手を輩出している。日本生まれの日本選手がOHLでドラフト指名されるのも、プレーするのも初めて。古川は現在、世界随一のマイナーリーグと評される「グレーター・トロント・ホッケーリーグ(GTHL)」のトロント・ヤング・ナショナルズでプレーしている。

 古川は「ミシサガ・スティールヘッズはトロントからも近く、昔から試合も見に行っていたチーム。興味を持ってもらい、指名されたことはうれしく思います」と喜び、「これから努力して一日も早くOHLのステージに立ち、その先にはNHLでプレーできるよう、今後も厳しい競争に勝っていきます」と先を見据えた。

 ◆古川 逸暉(こがわ・いっき)2003年(平15)2月15日、千葉県生まれの16歳。小2でアイスホッケーを始め、中1時にカナダ・トロントへアイスホッケー留学。ドラフト対象年の18~19年シーズンには、GTHLのオールスター戦に選出された。1メートル68、73キロ。

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