Bリーグ大阪 福岡に快勝!退団する吉井&佐々木の“旅立ち”に華添えた

[ 2019年4月4日 05:30 ]

 バスケットボール男子のBリーグ1部は3日、各地で行われ、西地区4位の大阪は77―61で同地区最下位の福岡に快勝した。4点を追う第2Qの失点はわずか7点で、攻撃では32得点。逆転に成功し、2連勝を飾った。

 仲間の旅立ちに華を添えた。チームトップタイの17得点を挙げた熊谷は、後輩たちの最後の試合を白星で飾り、ホッとした様子だった。

 「今日はチームの残留のためにも、大学生2人のためにも、全員が絶対に勝とうという気持ちを持っていたので、勝ててうれしい」

 今年1月に特別指定選手として加入した吉井(大院大)と佐々木(天理大)が大学との兼ね合いで、この日限りで退団。チームとしてもB1残留圏内を死守するために、この一戦を落とすわけにはいかなかった。2つの思いを胸に秘め、熊谷は得点以外にもルーズボールを果敢に追うなど、普段のクールな印象からは想像できない熱いプレーで盛り上げた。

 「2人はプレーでも、それ以外の練習や試合中のベンチでも盛り上げてくれたので、1秒でも長くプレーさせてあげたかったし、感謝の気持ちを伝えたかった」

 先輩の粋な計らいで、最終Q残り2分22秒には2人が同時にコートへ。吉井は2得点、佐々木は1アシストを記録し、約2カ月の短い“プロ1年目”のシーズンを締めくくった。

続きを表示

2019年4月4日のニュース