入江 100背泳ぎで6年連続8度目Vも…53秒53に「ふがいなさすぎて悲しい」

[ 2019年4月4日 19:28 ]

競泳 日本選手権兼世界選手権代表選考会第3日 ( 2019年4月4日    東京辰巳国際水泳場 )

<競泳日本選手権第3日>男子100メートル背泳ぎ決勝、優勝した入江陵介(手前)=撮影・小海途 良幹
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 男子100メートル背泳ぎ決勝は、日本記録保持者の入江陵介(イトマン東進)が53秒53で6年連続8度目の優勝を飾ったが、準決勝のタイム53秒32を下回り、国際大会派遣標準記録も切れなかった。「ホントにふがいなさすぎて悲しい。個人の派遣標準を切れなかったのは久しぶり。52秒台は出したかった」と肩を落とした。

 25メートルのラップが準決勝よりも0秒1速かったという。「焦って欲張りすぎたかな。世界と戦う時はみんな前半が速いのでついていくイメージだけど、日本だと“引き離さなきゃ”という感じがあった」。従来の国内では古賀淳也が先行して入江が追う展開だったが、他の選手と実力差がある現状では前半から焦りが生まれ、「テンポが空回りしてしまった」と明かした。「まだまだ100メートルに関しては経験不足」と苦笑いし、「まだ200メートルがあるので取り戻したい」と雪辱を期した。

 ・日本記録=52秒24 入江陵介
 ・国際大会派遣標準記録1=52秒78
 ・国際大会派遣標準記録2=53秒36

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2019年4月4日のニュース