W杯米国代表監督がNBA史上最速で退場 スパーズのポポビッチ監督が63秒で指揮権はく奪

[ 2019年4月4日 15:14 ]

開始1分3分で退場処分となったスパーズのポポビッチ監督(AP)
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 男子バスケのW杯1次リーグで日本と対戦することが決まっている米国のグレグ・ポポビッチ監督(70)が3日、NBAの指揮官による最短退場記録を更新してしまった。

 23シーズンにわたってスパーズを率いている同監督はこの日、敵地デンバーで西地区全体2位のナゲッツと対戦。開始1分3秒、相手選手の反則をコールしなかった審判に文句を言って最初のテクニカル・ファウルを宣告された。

 ナゲッツのジャマール・マーリー(22)がその反則で得たフリースロー1本を放っている最中、ポポビッチ監督はさらに審判を罵倒。すぐに2度目のテクニカルを宣告されて自動的に退場処分となった。

 NBAの監督のこれまでの退場処分における最速記録は、2012年1月2日のセルティクス戦で、当時ウィザーズを率いていたフリップ・サンダース監督の1分46秒。ファイナルを過去5回制しているポポビッチ監督の今季年俸はリーグ最高の1100万ドル(約12億2000万円)で、1試合当たりの単価は13万4000ドル(約1490万円)となっているが、わずか1分ほどで職務遂行は不能となった。

 イタリア出身のエットレ・メッシーナ・アシスタントコーチ(59)が指揮を執り、ポポビッチ監督の後継者としてNBA初の女性指揮官になるのでは?と注目されているベッキー・ハモン・アシスタントコーチ(42)がベンチで懸命に指示を送ったが、スパーズは85―113(前半43―61)で敗れて45勝34敗。試合のなかったサンダーと入れ替わって、西地区全体で7位から8位に順位を下げた。

 ナゲッツは52勝26敗。西地区全体首位ウォリアーズとのゲーム差は残り4試合となった段階で1・5となった。

 なおニックスに勝ったマジックは、この日セルティクスに敗れたヒートと入れ替わって東地区全体で9位から8位に浮上。ヒートはマジックに対して今季1勝2敗と負け越しており、プレーオフ進出に赤信号が点灯した。

 <その他の結果>

*マジック(39勝40敗)114―100ニックス(15勝63敗)
*ブルズ(22勝57敗)115―114ウィザーズ(32勝47敗)
ペイサーズ(47勝32敗)108―89*ピストンズ(39勝39敗)
ラプターズ(56勝23敗)115―105*ネッツ(39勝40敗)
セルティクス(47勝32敗)112―102*ヒート(38勝40敗)
*ホークス(29勝50敗)130―122 76ers(49勝29敗)
ティンバーウルブス(35勝43敗)110―108*マーベリクス(31勝47敗)
ホーネッツ(36勝42敗)115―109*ペリカンズ(32勝47敗)
ジャズ(48勝30敗)118―97*サンズ(18勝61敗)
ロケッツ(51勝28敗)135―103*クリッパーズ(47勝32敗)
*トレイルブレイザーズ(50勝28敗)116―89グリズリーズ(31勝47敗)

 *はホームチーム

 <プレーオフ進出確定チーム>

 ▼東地区=(1)バックス、(2)ラプターズ、(3)76ers、(4)セルティクス、(5)ペイサーズ
 ▼西地区=(1)ウォリアーズ、(2)ナゲッツ、(3)ロケッツ、(4)トレイルブレイザーズ、(5)ジャズ、(6)クリッパーズ、(7)サンダー、(8)スパーズ

 *数字は3日現在の地区全体順位。プレーオフには東西両地区各8チームが進出

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