男子・橋本優勝で“小学生3冠” 女子は左「パットが入ってくれました」

[ 2019年3月27日 05:30 ]

スポニチ主催平成30年度第12回全国小学生ゴルフ春季大会 ( 2019年3月26日    栃木県 皆川城CC(5952ヤード、パー72) )

優勝カし笑顔の左(左)と橋本(撮影・沢田 明徳)
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 男子は昨年夏の全国大会優勝でシードの橋本拓英(三重・南が丘6年)がフェアウエーを外さない安定した内容で4バーディー、1ボギーの3アンダー、69で優勝した。女子は九州大会覇者の左奈々(福岡・原西6年)が1イーグル、5バーディーを奪うなど、6アンダー、66をマークし、2位に8打差をつけて圧勝した。

 男子優勝の橋本は「ドライバーはフェアウエーを捉え、アイアンも寄ってパターも入ってくれました」と69のスコアに満足そう。昨年夏は日本ゴルフ協会、日本女子プロゴルフ協会主催の全国大会も制しており「小学生3冠」。津市を父親の運転する車で23日の土曜夜に出発。翌朝に着くと、そのまま練習ラウンドをこなした。家族の応援に結果で応え、中学生での目標には「日本ジュニアで勝ちたい」と語った。

 《パットが絶好調》女子2位に大差で頂点に立った左は「パットが入ってくれました」と語るように27パットとグリーン上でさえた。実は最近はパットに苦しんでいたが、前夜のホテルに持ち込んだマットでの練習が実を結んだ。加えてショットも安定。5番のパー5では残り75ヤードを直接、カップに入れるイーグルも飛び出した。1年生からゴルフを始め平日は約700球を打ち、週末はラウンド中心の練習。4月からは強豪の沖学園に進学する。「先輩に負けないよう頑張りたい」と目を輝かせた。

 《松井氏が激励》大会は12回を数え、勝みなみ、松田鈴英らの「卒業生」は女子プロゴルフの中心選手に成長している。小学生のレベルアップも顕著で、今回、女子優勝の左は66で回った。日本ジュニアゴルファー育成協議会理事長の松井功氏も表彰式で「本当に立派なスコア。これからも親に感謝し、ゴルフ、勉強を続けてください」と呼び掛けた。

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2019年3月27日のニュース