美帆 女子1500世界新から帰国 記録は「破るもの」

[ 2019年3月13日 05:30 ]

帰国して花束を受け取る高木美帆
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 スピードスケートW杯ソルトレークシティー大会の女子1500メートルで世界記録を樹立した高木美帆(24=日体大助手)が成田空港に帰国し、さらなる記録更新に意欲を見せた。「世界記録を保持できたからといって終わりではない。記録とは更新し続けて破っていくもの」と前を向いた。

 平昌五輪翌年の今季、一時は目標を見失いモチベーションが低下したが「ハイレベルな戦いを通して自然とスケートに集中できた。自信になる一年。明確に(22年)北京五輪が見えたわけではないが、一年一年をしっかり積み上げれば、五輪につながる」と意欲を見せた。

 《500メートル日本新の新浜 北京金メダル照準》男子500メートルで33秒83の日本記録を樹立した新浜立也(22=高崎健康福祉大)も帰国し、世界記録と22年北京五輪での金メダルに照準を定めた。一時は世界記録となるタイムだったが、直後に滑ったクリズニコフ(ロシア)に33秒61で上回られただけに「うれしさと悔しさが半分半分。世界記録を目標にしつつ、北京の金メダルを一番の目標に練習していきたい」と力を込めた。

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