比嘉真美子 開幕2連勝へ「自分を超えていきたい」 婚約者・勢からも祝福もらった

[ 2019年3月13日 20:25 ]

ダイキン・オーキッド・レディースで優勝した比嘉真美子
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 女子ゴルフの今季第2戦、ヨコハマタイヤPRGRカップ(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は15日から3日間、高知県香南市の土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われる。先週の地元沖縄での開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースを制した比嘉真美子(25=TOYO TIRES)は13日にコース入り。1988年のツアー制度施行後、初となる開幕2連勝の快挙へ向け、練習場で軽めの調整を行った。

 開幕Vから3日目。200通近いお祝いのメールが届き、地元では本人不在のまま祝勝会まで開かれたという。しかし、比嘉には浮ついたムードはない。

 「地元での試合は開幕戦しかありません。そこでの優勝ですから特別な1週間でした。1通1通返信したり、忙しい2日間でしたけど、それも優勝者にしか味わえない幸せなことです。ここからはそのペースに飲まれずに自分のリズムでいきたい。自分を超えていきたいと思っています」

 過去、開幕連勝を果たしたのは1971、72年の樋口久子ただ1人。ただ、当時は年間試合数がそれぞれ5、7試合だった国内女子ゴルフの草創期。年間39試合、選手層も格段に厚くなった現在の開幕連勝は至難の業であり、快挙だ。

 お互いにトップアスリートとして尊敬し合う婚約者で大相撲の勢関はケガとも戦いながら連日、土俵に上がっている。大阪場所中の勢に直接会うことはまだ、できていないが「すごいねえ」という賛辞と激励をもらった。今季の目標である「メジャーを含む年間3勝」へ再び集中力を高めている。

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2019年3月13日のニュース