小祝さくら 開幕戦の失速から切り替え「ショット悪くない…トップ10入れたら」

[ 2019年3月13日 22:38 ]

全身に測定器具を付けてスイング解析を受ける小祝さくら
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 女子ゴルフの今季第2戦、ヨコハマタイヤPRGRカップ(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は15日から3日間、高知県香南市の土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われる。開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースの予選ラウンド2日間を首位に2打差の2位で折り返しながら優勝した比嘉真美子(25=TOYO TIRES)の独走を許したツアー本格参戦2年目の小祝さくら(20=ニトリ)は13日、練習ラウンドなどを行い、いつも通りのほんわか笑顔を見せた。

 「まだ開幕ですから。ここから調整していけば、まだ、大丈夫って思って切り替えてます」

 最重要課題としてオフにショートゲームを強化した。強風が吹き荒れた決勝ラウンドの2日間、オフの成果を発揮する絶好のチャンスがいきなり訪れたが、沖縄の強い日差しの中で育った高麗芝とティフトン芝に対応できず、決勝ラウンド2日間で10オーバーを叩いて急減速。結局、首位とは9打差の17位に終わった。

 「アプローチとかは芝が変わっていたんで苦戦したんですけどショットとかは結構、悪くないんじゃないかなと思います。去年はシーズンの前半は苦戦してますし、今週はトップ10に入れたらうれしいなって思います」

 ツアー本格参戦1年目の昨シーズンは開幕から2週連続で予選落ち。未勝利ながら2位が4回と“黄金世代”最上位の賞金ランク8位に躍進したその後の大ブレークの予感すらなかった。この日は大会主催者が設置した「レッドアイズロボ」で自らの打球の弾道やスイングを解析し、数字で今の状態を確認。太平洋を臨む強風が名物の土佐CCを舞台に仕切り直しの一戦。あらためてオフの成果をぶつける。

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2019年3月13日のニュース