大鵬の孫・納谷 初日から連勝「先場所も連勝から連敗したので、まずは4まで伸ばしたい」

[ 2019年3月13日 14:21 ]

大相撲春場所4日目 ( 2019年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所>厳しい攻めで千代嵐(左)を破った納谷(撮影・北條 貴史)
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 大鵬の孫、幕下の納谷が千代嵐を押し倒しで破り連勝した。

 立ち合いから突き放して、迷うことなく前に出続け、そのまま土俵の外まで走った。

 「しっかり手と足を出していこうと思っていました。良かったと思います」

 先場所は脇の甘さや苦しくなると引いてしまう悪癖に悩んでいたが、この2番は前に出る相撲が取れている。

 「稽古で自信がつきましたから。連合稽古で阿武松部屋の若山さん(幕下)と稽古をやって、最初は全然押せなかったんですけど、どんどん押せるようになった。押して勝てるようになったのが一番かなと思います」

 連合稽古では他の親方衆から「最後に腰が高くなってしまう」と指摘を受けたという。だが、「何個も一気に直せないので、まずは前に出ようと考えています。しっかり(体の)中心で捉えるように意識しています」と一歩ずつ階段を上がるように改善していく考え。

 初日からの連勝で気持ちも乗っていきそうだが、「先場所も連勝して連敗しましたから。まずは4まで(白星を)伸ばせるようにしたい」と気を引き締めていた。

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2019年3月13日のニュース