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斉藤Jr. 4連続一本勝ち8強入りで全日本へ 東京五輪への望みつなぐ

[ 2019年3月11日 05:30 ]

柔道 東京都選手権 ( 2019年3月10日    東京武道館 )

最年少で柔道の全日本選手権への出場を決めた斉藤立
Photo By 共同

 全日本選手権(4月29日、日本武道館)予選を兼ねて体重無差別で行われ、男子100キロ超級の斉藤立(たつる、17=東京・国士舘高)が1回戦から4試合連続一本勝ちで8強入りし、17歳1カ月と史上最年少での本戦出場。20年東京五輪出場へ、可能性をつないだ。同女子選手権では世界選手権52キロ級を3度制している中村美里(29=三井住友海上)が8強入りし、全日本女子選手権(4月21日、横浜文化体育館)の出場権を獲得した。

 斉藤が執念で4試合を勝ち抜いた。1回戦から年上相手に臆することなく一本勝ちで勝ち進むと、全日本に王手をかけた4回戦は、わずか23秒で大外刈り一本。準々決勝は棄権したが「全部を懸けていた。東京五輪の可能性がなくなるので」と大きく息をついた。

 3日前の稽古で左腕を負傷。つり手の手首や肘の自由が利かない状態だったが欠場は「全く考えなかった」。昨年11月の講道館杯で初戦負け。東京五輪への道はほぼついえたが、わずかな可能性を広げるのが全日本を制することだからだ。

 講道館杯後は食事面を改善し、3キロほど絞って動きもシャープになった。それでも体重160キロ弱と、スケールの大きさは五輪連覇の父・仁さん(故人)譲り。1カ月半後のひのき舞台で、17歳が己の全てをぶつける。



 《中村も笑顔8強》 中村が老かいな柔道で念願をかなえた。初戦の2回戦で78キロ超級の選手と当たったが「スピードを生かしてどんどん技を出して指導を取る作戦」を実践し、延長戦で反則勝ち。3、4回戦も同じ内容で勝ち上がり「五輪の金メダルも一つの目標だったが、皇后杯に出るのも目標だった。うれしい」と笑みを浮かべた。52キロ級への復帰は未定も「強化選手として、トップを目指すだけが現役ではない」と新たな道を歩む。

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