21歳・松田鈴英 悲願初Vへ首位発進「ピンチはそんなになかった」 女子ツアー開幕

[ 2019年3月7日 21:04 ]

ダイキン・オーキッド・レディース 第1日 ( 2019年3月7日    沖縄・琉球GC=6514ヤード、パー72 )

<ダイキンオーキッドレディス初日>ホールアウトし笑顔の松田鈴英(撮影・沢田 明徳)
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 19年の国内女子ゴルフツアー初戦「ダイキン・オーキッド・レディース」が開幕し、松田鈴英(れい、21=ニトリ)がボギーなしの3バーディーで自身初の首位発進を決めた。

 単独首位と最高のスタートを切った松田は「ボギーを打たなかったのは本当によかった」と声を弾ませた。11番パー5で3打目を2メートルに寄せると、11番パー4では2打目を4メートルにつけて連続バーディー。パーオン率は83・3%で「ピンチはそんなになかった」と満足そうな表情を浮かべた。

 畑岡奈紗や勝みなみら“黄金世代”の1学年上。本格参戦1年目の昨季はトップ10に10度入るも、優勝にはあと一歩のところで手が届かなかった。オフには「ショートゲームしか練習しなかった」と課題克服に取り組んだ。トレーニングや食事にも気を配って体重は5キロ増。努力の成果が、早速結果に反映された。

 悲願の初勝利へ、「アンダーで回って優勝争いができれば」と松田。この勢いのまま、残り3日間を戦い抜く。

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2019年3月7日のニュース