渡辺雄太がNBAで8試合目の出場 第1Qから出場も無得点 チームは2度目の6連敗

[ 2019年1月22日 10:49 ]

インサイドに切れ込むグリズリーズのガソル(AP)
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 NBAとGリーグとの「2―WAY契約」を締結しているグリズリーズの渡辺雄太(24)は21日、地元メンフィスで行われたペリカンズ戦の第1Q残り2分からコートに登場。このクオーターの残り29秒に3点シュートを放ったが得点には至らなかった。

 グリズリーズは第1Qで28―21と7点をリードしたものの第2Qは22―33。第3Qに入っても先発陣は流れを変えることができず、このクオーターでも18―28と点差はじりじりと開いていった。

 渡辺は第2Qの開始2分24秒でブルズから移籍してきたガード、ジャスティン・ホリデー(29)と交代。このあと85―100で迎えた第4Qの残り1分29秒まで出番はなく、残り23秒で正面から放ったジャンプシュートも失敗してこの日は出場6分で無得点に終わった。

 グリズリーズは85―100(前半50―54)で敗れて19勝28敗。センターのマーク・ガソル(33)が22得点、ガードのマイク・コンリー(31)が20得点と8アシストをマークしたが今季2度目の6連敗を喫した。ここ13戦では12敗目。この日は控えフォワードのオムリ・キャスピ(30)も体調不良で出場できず、さらに離脱者が増えての一戦だった。

 ペリカンズは今季29・3得点、13・3リバウンド(ともにリーグ3位)を挙げていたアンソニー・デービス(25)が左手人差し指を痛めて全治1〜2週間と診断されて戦列を離脱。しかし代役となったジャーリル・オカフォー(23)が今季自己最多の20得点と10リバウンドを稼げば、ドリュー・ホリデー(28)とニコラ・ミロティッチ(27)がともに21得点、ジュリアス・ランドル(24)も20得点と12リバウンドを記録するなど、層の厚さでグリズリーズを圧倒した。

 なお故障者続出で不振に陥っているグリズリーズはNBAのマイナー、Gリーグのリオグランデバレー・バイパーズ(ロケッツ傘下)に所属しているブラジル出身のフォワードで、今季平均16・4得点をマークしているブルーノ・カボクロ(23=2メートル6)と10日間契約を締結する見込み。カボクロがグリズリーズでベンチ入りした場合、渡辺はGリーグのメンフィス・ハッスルに戻る可能性が出てきている。

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