貴景勝 横綱、大関連破!“移籍効果”で実戦増えた「あと全部負けたら同じ」

[ 2018年11月12日 18:36 ]

 大相撲九州場所2日目が行われ、初日に横綱・稀勢の里を破った小結・貴景勝が大関・豪栄道も撃破した。

 立ち合いは脇を固めて大関のもろ差しを許さず、突き放してタイミングを合わせるように突き落とした。横綱、大関を相手に2連勝を飾り、「イメージ通りじゃないけど消極的な相撲になってない」と攻め抜いた結果に納得の表情を見せた。

 前日は横綱の圧力をかわすように右へと動きながら対抗。立ち合いの張り手で流血しながらも冷静に動き、最後は逆方向からはたいで白星をつかんだ。これには、幕内・千代大龍も「天才」と舌を巻くほど。

 貴景勝によると、旧貴乃花部屋から移籍して、稽古相手が増え、以前にも増して実戦が積めたことも好材料になっているという。「あと全部負けたら同じ。あしたのことに集中したい」と口元を引き締めた。

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2018年11月12日のニュース