稀勢の里 優勝の期待一転 休場も危ぶまれる状況に 八角理事長「辛抱負け」

[ 2018年11月12日 19:45 ]

大相撲九州場所2日目 ( 2018年11月12日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所2日目>妙義龍(左)に寄り倒しで敗れた稀勢の里は肩を落とす(撮影・岡田 丈靖)
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 一人横綱の注目の稀勢の里が連敗。白鵬、鶴竜が不在で場所前の稽古状況から優勝争いも期待されていたが、フタを開けてみれば途中休場すら心配される滑り出しとなってしまった。

 役員室で見守った八角理事長(元横綱・北勝海)は「辛抱負け。(妙義龍にもろ差しになられたところが)辛抱のしどころだった。ぐっと腰を落として辛抱すればよかった」と不利な体勢になった横綱が窮地を挽回しようと自分から動いた場面を敗因に挙げた。

 「(妙義龍は)最初から右を差せればというのはあったと思う。でも、それだけでは押し切れない。(横綱が)動いてくれたから、逆に(横綱の体が)軽くなり、持っていけた」と分析した。

 稀勢の里は場所前に連合稽古で苦手の逸ノ城と相撲を取り、9勝2敗と上々の調整ぶりを見せていた。「いい稽古になった。体のキレも良かった」と話し秋場所前よりも状態は安定していると思われていた。だが同じ二所ノ関一門の芝田山親方(元横綱・大乃国)のように「同じ相手とばかりやっていて(力が入った状態で取っているのか、そうではないのか)判断がつきかねた」と指摘する声もあった。

 この日、土俵下で見守った錦戸審判部副部長(元関脇・水戸泉)は「ちょっとアップアップしていた。もろ差しになられたところでもう少し我慢すればよかった。強引だった。せっかくの優勝のチャンスだったのに。何とか後半戦に盛り返してほしい」と巻き返しを期待した。

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