フェデラー 錦織との対戦でコードバイオレーション 観客席にボール打ち込むも「怒ってなかった」

[ 2018年11月12日 20:14 ]

ロジャー・フェデラー (AP)
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 11日(日本時間12日)に英国のロンドンで開幕した男子テニスのATPツアー・ファイナルで、錦織圭と対戦したロジャー・フェデラーがコードバイオレーションを取られた。

 この試合でフェデラーは6―7、3―6で錦織にストレート負け。第1セット終盤、錦織がコート隅に放ったショットを返せなかったフェデラーはボールを観客席に打ち込んだ。この行為を主審は見逃さず、コードバイオレーションをコール。不満そうなフェデラーは主審に歩み寄り、説明を求めている様子だったが、すぐにプレーに戻った。

 コードバイオレーションはラケットの破壊やスポーツマンシップに反する行為に適用され、1回目は警告、2回目は1ポイントを失う。警告を受けたフェデラーは試合後に「主審は自分が怒っていると考えていたが、怒ってなんかいなかった」とコメント。「でも今は怒っているよ。試合に負けたからね」と続け、苦笑いを浮かべていた。

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