九州場所11日初日 初の1人横綱も、稀勢の里は平常心「やることは変わらない」

[ 2018年11月10日 11:41 ]

土俵祭りに参加した稀勢の里(後列中央)
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 大相撲九州場所は11日、福岡国際センターで初日を迎える。10日は15日間の安全を祈願する土俵祭りが行われ、八角理事長(元横綱・北勝海)や横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)ら三役以上の力士が参加した。

 白鵬、鶴竜の2横綱の休場により、自身初の1人横綱として本場所を迎える稀勢の里は「やることは変わらない。最後までしっかり務めること。(これまでの場所と)特に変わりはない」と平常心を強調した。

 それでも、9月の秋場所では9場所ぶりの皆勤を果たし、その後の秋巡業から順調な調整ができたことで「いい状態で過ごせた。あとはしっかり結果を残すだけ」と臨戦態勢は整っている。初日の対戦相手は過去2勝2敗の小結・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)。秋場所は勝ったものの、まわしを取れずに苦しんだだけに「とにかく明日の相撲をしっかり。集中して、立ち合いをしっかり」と自分に言い聞かせるように話した。

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