池江、100個メ銅 収穫口にするも“2強”強し…本命100バタこそVだ

[ 2018年11月10日 05:30 ]

競泳W杯東京大会 第1日 ( 2018年11月9日    東京辰巳国際水泳場 )

優勝したホッスー(手前)を追う池江(撮影・吉田 剛)
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 短水路(25メートルプール)で争われ、女子100メートル個人メドレーで池江璃花子(18=ルネサンス)は58秒17で、カティンカ・ホッスー(29=ハンガリー)、サラ・ショーストロム(25=スウェーデン)に次ぐ3位に入った。

 池江はバタフライ、背泳ぎでホッスー、ショーストロムに食らいついた。だが平泳ぎで離されると、最後のターンでタッチが合わずに勝負あり。0秒03差の優勝争いを制したホッスーに0秒92差の3位でフィニッシュした。「世界トップの選手がそろう中で3位に食い込めたのは自信になる」。収穫を口にしたが、“2強”との差は大きかった。

 ホッスーは「彼女(池江)も速くて楽しいレースになった」と語り、ショーストロムは「100メートル個人メドレーは池江にとって必ずしも得意な種目ではない」と気遣った。池江は11日に行われる本命の100メートルバタフライなど残り3種目に出場予定。「得意種目で結果を残したい」と前を向いた。

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