貴景勝 移籍後初の本場所に「しっかり成績残さないと」初日は稀勢と激突

[ 2018年11月10日 12:15 ]

土俵祭りに参加した御嶽海(左)と貴景勝
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 大相撲九州場所の安全を祈願した土俵祭りが10日、舞台となる福岡国際センターで行われ、三役以上の力士らが参加。千賀ノ浦部屋に移籍後、初めて本場所に臨む小結・貴景勝は「しょっぱい相撲は取れない。新しい部屋でも、しっかり成績残さないと始まらない。心配してくれる人もいるが、全力出し切ることが大事」と力を込めた。

 9月の秋場所後に師匠であった元貴乃花親方(元横綱)が退職。新たな環境で現役生活を送ることになった。秋巡業を経て千賀ノ浦部屋に合流。九州場所の千賀ノ浦部屋の稽古場は屋外にあり「凄く寒い」ときもあったが徐々に体も慣れてきた。

 初日はいきなり横綱・稀勢の里と激突する。過去2勝2敗で、最後に対戦した1月の初場所では白星を飾っており、苦手意識はない。「気合入ります。変な気持ち出さず、胸借りるつもりで行きたい」と表情を引き締めた。

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2018年11月10日のニュース