宇野、NHK杯貫禄の優勝「気持ちで負けていなかった」GPシリーズ2大会連続V

[ 2018年11月10日 21:19 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日 ( 2018年11月10日    広島県立総合体育館 )

<フィギュアNHK杯第2日>フリーの演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日は10日、広島県立総合体育館で行われ、男子ショートプログラム(SP)で首位に立った宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がフリーで183・96点を記録。合計276・45点で10月のスケートカナダに続くGPシリーズ2大会連続の優勝を飾り、12月のGPファイナルへの出場を確定させた。

 冒頭の4回転サルコーで華麗に着氷。その後も安定した演技で平昌五輪銀メダリストの貫禄を見せ、観客席から盛大な拍手が送られた。

 同大会初出場で初優勝を決めた宇野は「どのGPよりも凄くて、温かい声援だった。自分の力になった」と日本の観客に感謝。フリーの演技を振り返り「後半失速してしまった」と苦笑いを浮かべたが、「気持ちでは負けていなかったと思う」と誇った。

 2位は合計254・28点のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)、3位には合計224・71点のマッテオ・リッツォ(イタリア)が入った。日本勢は山本草太(中京大)が合計213・40点で6位、佐藤洸彬(南部美人)が合計185・18点で10位だった。

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