山本草太は6位、自己ベストも「悔しさの方が大きい」

[ 2018年11月10日 21:43 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日 ( 2018年11月10日    広島県立総合体育館 )

<フィギュアNHK杯第2日>フリーの演技をする山本草太(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーで山本草太(中京大)は138・42点をマークし、合計213・40点の自己ベストで6位となった。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は1回転半となったが、ルッツ―トーループの連続3回転の予定を変更し、アクセルに再アタックして成功。終盤の3連続ジャンプでミスもあり、「悔しいなと思った。何もプレッシャーがない中で緊張した。前までならこの失敗でも楽しさの方が大きかったけど、最近は悔しさの方が大きい」と振り返った。

 16年世界ジュニア選手権の出発直前にトリプルアクセルで転倒して右足首を骨折。3度の手術を乗り越えて、初めてシニアのGPシリーズの舞台に立った。「日本開催で多くのお客さんが来てくれた。全日本と同じような緊張感が味わえた。全日本でしっかり頑張りたい」。絶望の淵から復活への道を歩む18歳は、年末の日本最高峰の舞台を見据えた。

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2018年11月10日のニュース