宮原 自己ベスト76・08点で2位発進 GP連勝&ファイナル進出へ好発進

[ 2018年11月10日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第1日 ( 2018年11月9日    広島県立総合体育館 )

<フィギュアNHK杯第1日>女子SPの演技をする宮原知子(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 女子のエースがGP連勝を視界にとらえた。宮原は自己ベストの76.08点で2位発進。優勝したスケートアメリカのSP73.86点を2.22点更新し、「さらに点数を伸ばすことができてうれしい」と振り返った。スケートアメリカでは最後の3回転ジャンプがフリップだったが、今大会はループに。「フリップだとエッジエラーの可能性がある。基礎点は下がるけど、細かいところで減点をとられないように」。ループの出来栄えで1.33点の加点を引き出した。

 衣装を新調し、気分はムービースター。「自分を見てほしい」という思いを込めた。首位のトゥクタミシェワと0.09点差。「ジャンプをきっちりこなして、レベルを取りこぼさないよう、総合的に頑張りたい」。3位以内でファイナル進出が決まるが、狙うのは3大会ぶりの頂点だ。 (杉本 亮輔)

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月10日のニュース