宇野 貫禄首位も 転倒で連続ジャンプできず不満「試合で動きすぎてしまう」

[ 2018年11月10日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第1日 ( 2018年11月9日    広島県立総合体育館 )

<フィギュアNHK杯第1日>男子SPの演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 演技終了後、宇野は思わず苦笑いを浮かべた。冒頭の4回転フリップに着氷したが、4回転―3回転の連続トーループの1本目で転倒。「率直にトーループが心残り」と振り返り「回りすぎて降りてしまった。試合で動きすぎてしまうのは僕の一番の失敗の要因」と分析。92・49点で首位発進したが、完璧な演技ができないことを悔しがった。

 10月のスケートカナダのSPでは後半のトリプルアクセルで転倒し、壁に激突。88・87点の2位スタートからフリーで修正して逆転勝利を飾った。「試合で動きすぎることをどうコントロールするか。今さら何かすることはない。全力で頑張る」。視野に入るのはGPファイナル初制覇。会心の演技で、次なる大舞台へ弾みをつける。

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